NCAD INFO
【結果発表】高校生トートバッグデザインコンテスト2022
高校生トートバッグデザインコンテスト2022
全国からたくさんのご応募、本当にありがとうございました。
応募総数275点の中から選ばれた、最優秀賞1点、優秀賞3点、佳作10点を発表いたします!!
最優秀賞
「変な生き物たち」
須本 里奈さん(福岡県 筑陽学園高等学校)
作品説明
自分の頭の中にいる生き物たちをつめこみました。持っていて楽しくなるようなトートバッグをイメージして描きました。
審査員コメント
「自分の中にあるWorld」がいちばん伝わってきた作品。手書きなのに線の太さなど均一に丁寧に描き込まれ、何よりそれぞれの表情が豊かで愛らしく、楽しくなるデザインでした。
優秀賞
「ツナガリ」
鶴堀 陽向さん(熊本県 県立御船高等学校)
作品説明
世界は1人1人繋がってできたもの。別々だけど1つのものをパズルで表現しました。パズル(人)がつながっていることで世界はできているとイメージしながら制作しました。
審査員コメント
繋がりたいのになかなか繋がれない、今の時代を象徴するようなデザイン。でもちゃんと繋がれる余地が見えるパズルで表現しているところ、温かみのある手書きタッチもステキな作品でした。
「Dream」
清水 優さん(北海道 おといねっぷ美術工芸高等学校)
作品説明
今回のテーマは「World」ということで、いろんな世界にいる人々を想像してみました。世界には78億人もの人がいるそうです。私はその78億人の人々の夢(Dream)を描きたいと思い『Dream』という作品名にしました。夢というものは寝ているときに見るものではありません。未来に見る夢です。未来の夢にはさまざまなカタチの夢をもつことができます。バクは「夢を食べる」で有名ですが、本当は「悪夢を食べる」良い動物なので、さまざまな色を使って世界の人々の夢をバクに込めて描きました。このカバンを持って歩く世界の人々を見てみたいです。
審査員コメント
「未来に見る夢」のコンセプトに感動しました。無垢な表情のカラフルなバクが世界の人たちの夢を叶えてくれる、お守りになる様なバッグのデザインだなと感じ良かったです!
「世界旅行」
吉田 愛梨さん(熊本県 県立御船高等学校)
作品説明
この作品は鳥獣戯画を取り入れた作品です。トートバッグの生地と鳥獣戯画特有の画風がマッチするのではないかと思いデザインしました。私が一度は行ってみたいアメリカへ2匹に行ってもらいましたが…道に迷っているようですね。
審査員コメント
鳥獣戯画に自分の夢を託し、ストーリーをつけながらデザインしている点が良かったです。道に迷っている2匹のシーンに、思わず笑ってしまいました!
佳作
「ワニになろう」
森口 結衣さん(千葉県 明徳高等学校)
審査員コメント
「ワになろう!」コンセプトの秀逸さとキャラクターのデザインが可愛らしい。世界平和を感じるほっこりした作品でした。真ん中の地球がない方がシンプルでシンボリック。ワールドはしっかり伝わってきます。
「Panda」
真水 梨好さん(新潟県 新潟工業高等学校)
審査員コメント
パンダを形作る繊細な筆のタッチが素晴らしかったです。より多くの時間と集中力を使って丁寧に書き上げたであろう力作に拍手喝采!!
「オマール海老」
永野 結衣さん(福岡県 筑陽学園高等学校)
審査員コメント
海老への情熱がビシビシ伝わる作品。とても美味しそう!!私も海老好きなので、このトートを持って歩きたいなと思いました。
「こたつ」
中村 明日香さん(福岡県 筑陽学園高等学校)
審査員コメント
シンプルな線のイラスト、白黒の世界なのに、あったかそう~!わかる~!自分の気持ちに素直なデザインが誰もが共感する世界観を生み出したステキな作品でした。
「たびのよかん」
太田 由美さん(三重県 飯野高等学校)
審査員コメント
空を旅する鳥を眺める少年とアヒル。彼らの感じてる想いの中に未来への希望が感じられました。そして画力があるからこそ、そのニュアンスが伝わり、表現力と力の抜き具合がプロ級の作品でした!
「はなび」
奧冨 はなびさん(東京都 都立工芸高等学校)
NCADコメント
黒く表現しがちな宇宙を、こんなにもカラフルに表現してくれた作品に、コンセプトにもある「個性」を感じました。不規則の様で、一貫して惑星に植物がデザインされているところなどにメッセージ性も感じます。
「Hello, world!」
稲垣 真優さん(三重県 飯野高等学校)
NCADコメント
シンプルなのににぎやかで、同じ顔の様で個性的なロボットたち。デジタルでありながらアナログ感満載のモチーフに優しさと今の世界(社会)を感じます。トートバックデザインに使用されることもデザイン要素1つとして考えられているところも良いです。
「DREAM」
落合 彩夏さん(静岡県 浜松学芸高等学校)
NCADコメント
ガラスを描く(感じさせる)ことで、今と子供時代の時空が1枚のイラストに表現されている。それでいてガラスの向こうのキャラクターの存在感もしっかりあり、空間も感じられるパワーのある作品です。
「patch world」
長嶺 綸子さん(沖縄県 真和志高等学校)
NCADコメント
人の手で生み出される、つなぎ合わせる「パッチワーク」をモチーフにしているところからも、文化・歴史・世界のつながり、暖かい人のぬくもりも表現されており、トートバックのデザインとしてもテーマ性を感じます。
「this is me」
佐藤 さくらさん(新潟県 長岡農業高等学校)
NCADコメント
カップからこぼれ落ちるハート同様に、涙の透明感や立体感のある表現、目元の表情からも「me」の溢れる想いが伝わってきます。肌色のグラデーションがイラストの美しさを強調しています。
受賞者の皆さん、おめでとうございます!
高校生らしい自由な発想と表現方法が詰まった素敵な作品ばかりですね…!
これからも皆さんの手から素敵なデザインたちが生み出されていくのを楽しみにしています✨
賞品は二月上旬に発送いたしますのでお楽しみに😊👜
また、想定以上に「ぜひトートバッグにしたい!」と思わせてくれるデザインがたくさんありました。そこで「奨励賞」を設定し、16点選ばせていただきました。奨励賞の作品はトートバッグにして受賞者にプレゼントいたします。発表につきましてはトートバッグの発送をもって代えさせていただきます。
改めて、たくさんのご応募ありがとうございました!
新潟デザイン専門学校は未来のデザイナー、クリエイターを応援しています!
第2回も開催を予定しています。たくさんのご応募&チャレンジ、お待ちしています💪💪💪