美大・芸大など大学とNCADの違い
大学での学びは、学問の追及や研究を中心に幅広い教養を身に付けるのに対して、専門学校では、専門性の高い技術・知識を身に付けることを目指しています。
NCADの授業の多くは実技・実習で構成されていて、デザイナー・クリエイターに直結した技能教育に重点を置いています。
「どこに入った?」ではなく、「入った先で何をするか?」
NCADではみなさんの学びたい姿勢を全力でバックアップしていきます。
大学と専門学校の違いは?
- 一般教養科目無し。実技中心のカリキュラムだから即戦力修得
- 講義系科目よりも、PCや画材、専門機材などとにかく実践的に授業を展開。産学連携プロジェクトやコンテストなどにも積極的に参加し、自身の作品を世の中に広めるチャンスも豊富です。仕事に直結するカリキュラム展開を行っています。
- 最短2年で業界就職実現
- 実技中心のカリキュラムに加え、一人ひとりの就職バックアップ制度が充実しています。
クラス担任と就職相談室の連携、就職対策授業の実施、ポートフォリオ制作サポートなど学生の希望就職を全力でサポートします。
- 学生数が大学と比べて少ないから存分に学べる
- 大学は1学年300~1000人規模が大きいですが、NCAD1学年定員は165名※。
学生数が多くないからこそ、一人ひとりの指導時間やサポートを行き届かせることが可能。クラス担任制のため各学生を把握した中で学びを展開していきます。
※若干の変動はあります。
- 学びたい意欲を重視!入試は実技・筆記試験無し
- 予備校や画塾などに通う必要はありません。共通テストも受験不要。皆さんの学びたい気持ちを面談・面接で確認をさせてもらいます。今までの技術が大切なのではなく、これからどう頑張っていくかが重要です。併願制度では書類審査と作文(自宅で実施後、郵送)となっており、併願登録料は不要です。
- 在籍期間が少ない分、学費を抑えることが可能
- 美大・芸大は4年間で600~800万円ほど必要なところが多いですが、NCADの2年制学科は230万円ほどの学費※で通うことが可能。経済的に抑えてデザイナー・クリエイターを目指すことができます。国や県からも認可を受けている教育機関のため公的な奨学金や修学支援新制度など学費サポート制度も充実しています。
※その他諸費用除く
大学進学と迷った在校生の声
- 横山 友美
グラフィックデザイン科
大町岳陽高校出身(長野県)
併願受験にてNCAD入学続きを見る - ■大学進学を考え始めた理由は?高校では大学進学コースに在籍していたので環境自体がそもそも大学進学に向けて勉強でした。その中でテレビCMや広告を作ってみたいということがきっかけで視覚デザインの道を志そうと大学選びを始めました。
美術部だったのですが、大学試験に向けて予備校にも通ってデッサンなど実技対策もしていました。 - ■NCADを知ったきっかけは?なぜ受験したの?地元の長野県以外のところで学校を探していました。
受験したのが視覚デザイン学部がある新潟の造形系の大学だったのですが、ホームページで検索していたらNCADがヒットしました。
大学のオープンキャンパスに参加した後に、NCADのオープンキャンパスにも参加してみました。授業内容を調べたり、直接聞いたりしてもしっかりと自分の学びたいことが学べそうだと思いました。
第一志望校は少し自信がなかったので来校不要で併願登録料も発生しない併願制度を利用してNCADを受けておきました。 - ■実際にNCADに進学を決めてみてどうですか?大学の不合格はやはりショックでした。でも高校の美術の先生に「どこで学ぶかではなく、そこで何を学ぶかが大切」という言葉が凄く残っていたので専門学校に切り替えて楽しいことや授業をしっかり受けてたくさん吸収しようと思いました!
高校時代の友達は大学に通っている人もいるので近況報告なんかもしていると専門学校は学べることも多いし、密度が濃く無駄に過ごす時間が少ないなと感じます。
先生との距離も近く、いつでも聞きに行ったりできるのでそこはすごく居心地がいいです。学びたかったデザインのことを専門的に毎日勉強しているので入学前よりもものの見方が変わったなと実感しています。今はブランディングに興味がわいてきています。 - ■実際にNCADに通ってみてどうですか?違う環境で新発見をしたく、地元から出たいということがあったので長野から近い新潟は何となく様々なことがちょうどよさそうで過ごしやすそうなイメージがあったので住みたい県でした。
優しい人も多いし、海なし県の長野県民にとっては海があることは素晴らしいです。笑
一人暮らしなので親に頼ることができませんが、そのおかげで何でも自分の力で対応することができるようになったので生活力は上がったと感じます!
- 森山 蓮
デジタルデザイン科
万代高校出身(新潟県)
併願受験にてNCAD入学続きを見る - ■大学進学を考え始めた理由は?大学に憧れもあったし、高校も大学進学に力をいれていたので県内の造形系の大学や東京の美大を考えていました。初心者だった自分は実技試験があると難しいのでセンター試験(大学入試共通テスト)でいける大学を受験しました。
- ■NCADを知ったきっかけは?なぜ受験したの?大学受験をしていたときに親から紹介してもらいました。都内のデザイン系の専門学校も資料請求をしてみて比べていましたが、地元ということもあり、併願制度を利用してみました。
- ■実際にNCADに通ってみてどうですか?Webデザインを勉強したくてデジタルデザイン科を選びましたが、3年制なのでWebデザインだけでなく、動画や3DCG、写真など長く幅広く学べることとAdobe関係のソフトウェアは一通りかなりの数を使えるようになったので表現の幅はかなり広がったと実感しています。
大学と比較して少人数クラスなおかげで先生が一人ひとりをしっかりと指導してくれるし、初心者の自分にはすごくあっていました。入学前はPCも持っていなかったし、周りの人と差があるのではないかと心配でした。
でも授業で基礎の基礎からしっかりと勉強できたので当時の自分に心配しなくても大丈夫だよと言いたいですね。
いろいろ学科があるので、他学科との友達と違う目線でデザインを考えることもできたのはこの学校ならではかなと思いました。 - ■Webデザイナーとしても就職内定しましたね。求職数はたくさんあったので自分にあった企業を探しました。内定をもらったところは本社は東京なのですが、新潟支社があり、地元にいながらも東京方面の仕事ができることや自分のやりたかったWeb、動画、広告など持っているスキルとマッチしている点が決め手でした。
- 関根捺々花
グラフィックデザイン科
東京学館新潟高校出身(新潟県)続きを見る - ■早く現場経験を積むために専門学校を選びました中学生の頃から美術系学校に進学したいと考えており、高校2年生になってから本格的に学校選びを始めました。
最初は県内外の美術大学を探していましたが、早く実際の仕事現場で経験を積みたかったので4年制大学でなく2年間でスキルを身に付けられる専門学校へ行くことを決めました。
私は絵を描くこともデザインにも興味があったので、NCADのオープンキャンパスで1日に2学科の体験をしたことでその場で比較できて進路を決めやすかったです。先生の優しさや親しみやすさも入学の決め手となりました。
高校時代からコスメ関連のデザインに興味があったので今は色んなデザインの知識を吸収してパッケージデザイン、撮影などを自分で1から手掛けたコスメの広告制作に挑戦してみたいです。とにかく経験あるのみですね!
- 五十嵐 尊
キャラクターイラストデザイン科
五泉高校出身(新潟県)続きを見る - ■描き続けられる環境選びが大切周りからのすすめもあり、高校2年生ごろまで大学と迷っていました。大学と専門学校を比較のポイントとなったのは学べる環境と学校の雰囲気です。
スキルに自信のない自分でも教わりながら描き続けられて、周りと絵を共有したりモチベーションを向上させながら知識を身に付けられると思ったのは専門学校でした。また、NCADのオープンキャンパスで先輩の作品をみて、自分が描きたい作風はこれだ!と気づくことができました。
僕が興味のあるVtuberデザインはキャラクター設定を重視していることを知り、設定・デザイン・配色などをトータルで学べるキャラクターイラストデザイン科を選びました。
大学と専門学校のどちらを選んでも最後は自分のやる気次第だと思うので、描き続けられる環境を選ぶことは進路選びをする上で大切だと思います!
新潟デザイン専門学校(NCAD)の特徴
- [文部科学大臣認定]職業実践専門課程
- 企業等と密接に連携して、最新の実務の知識・技術・技能を身に付けられる実践的な職業教育に取り組む学科として7学科が文部科学大臣より「職業実践専門課程」として認定されています。新潟県のデザイン系の学校で唯一の認定校となっています。外部企業を含む構成委員会で定期的に情報交換を行うことで柔軟にカリキュラムを修正することで時代に合わせた教育を行い、業界即戦力を育成します。
- 高等教育の修学支援新制度認定校
- 授業料減免および給付型奨学金(返還不要)により、修学を支援する新しい国の制度が2020年4月より施行。新潟デザイン専門学校の全学科が認定されているため、より進学しやすくなりました。
- コンペティション
- 全学科でコンテストへの参加・応募を積極的に行い、目的に合わせた表現を学ぶことで授業の理解度や作品制作の過程を実践を通して修得します。受賞した作品をポートフォリオ(作品集)に掲載することで就職活動の際に活かします。国際・国内コンペ受賞歴が、NCADの実力を証明します。
- 産学連携プロジェクト
- 企業や団体とのコラボレーションで学生のうちに実際の仕事となる制作を経験することでより実践的な授業を展開していきます。完成した作品はクライアント先で半永久的に使用され続けたり、街の中でよく目にするデザインとして生き続けます。
- 国際教育
- 国際化という時代の流れにも即応し、1983年にランス市立美術大学(フランス)との教育交流に着手して以来、アメリカ・カナダ・イタリア・スペイン・韓国・台湾・シンガポール・香港との海外交流を進め、現在10か国18校の提携校となっています。また、モンセラート美術大学(アメリカ・ボストン)への留学(編入制度)もあり、国境を越えたデザインを学ぶ機会を創出し続けています。
- 卒業・修了制作展
- 1年間の集大成となる作品を、学生・講師・審査員が評価することで学生たちの制作意欲を高めながら、一般の方への情報発信も同時に行う展覧会を年度末に開催。一般公開という目標のもとに生まれる集中力と創造の意欲で学生自身の能力・技術向上に繋げます。
- 卒業生ネットワーク
- 開校48年で約8,100名を越える卒業生が県内外問わず全国で活躍しています。独立して活躍している方や卒業生だけで構成されている会社があったりと新潟県内外のデザイン業界を盛り上げる要因にもなっています。卒業生現役クリエイターからの特別講義や求人にも繋がっています。