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大地の芸術祭
新潟の大規模アートイベント、
大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ2012
に行ってきました
6つのエリアからなる里山中心の展示会場、
とーーーっても広いので、
今回は比較的作品がまとまって見学できる
松代・松之山・十日町の3つを回りました
今年で5年目を迎えるこの芸術祭、
毎回作品数も増え続け、見所も楽しさも満載です
中でも今回1番楽しみにしていたのは、コレ
Christian Boltanski (クリスチャン・ボルタンスキー)
『No Man’s Land』@十日町『キナーレ』
フランスの現代アーティストによる
古着とクレーンを使ったインスタレーション作品です
遠くから眺めて集合体のスケールを感じ、
近くで観察すると、集められた古着の1着1着の重みを感じるような、
長い時間座って見入ってしまう作品でした
ボルタンスキーの作品は、このほか
松之山エリアに『最後の教室』 というのがあって
そちらもおススメです。
越後妻有現代美術館「キナーレ」では
以前、こちらのブログでも紹介したスイスの2人組、
ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー
の作品も観ることができました
ご飯も地域の特色が生かされたものがたくさん用意されていて、
どこで食べるか考えるのも楽しみです
地域の方々の協力が無ければ絶対に実現しないこのイベント。
これだけの長期間続けていくには、楽しいことばかりではないはずですが、
本当にたくさんの人たちが愛情を持って関わっていることがうかがえます。
そういうところを随所で垣間見ることができるのもこの芸術祭の魅力ですね
3年に1度の芸術祭、
皆さんはもう何度足を運びましたか?
「まだ行ったことが無い!」という方も
9月17日(月)まで開催されていますので、
ぜひ大自然の中のアートを体感しに訪れてみてください
okamoto