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デッサン
2011/09/04
美術・造形デザイン科
ファインアート科の基礎授業に「デッサン」があります。
アート/デザインを学ぶ上では欠かせない、
ものをみる力を養う大切な授業です
デッサンは1枚を仕上げるのにある程度時間をかけますが、
その分、1つの対象物に長く向き合うことで、普段私達が身の回りの物や空間を
どれだけ表面的にしかみていなかったか、ということに気付きます。
このことに気付くと、自分自身の色々なドアが開き始めます
ドアが開くと、世界の見え方が変り、1つの物事を色々な角度から眺めることができます。
石膏デッサンなどは、一般的に鉛筆や木炭を用いて
黒~白(紙の色)で行いますが、
黒一色で行うことにより、対象物の形だけでなく、
光と影や、質感などにもより気を使うようになります
「絵がうまくなるため」のデッサンもよいですが、
「ものをみるためのデッサン」も試してみてください
きっと世界が広がるハズ