活躍するOB・OG
- 白井 剛暁さん
アートディレクター/グラフィックデザイナー - グラフィックデザイン科卒
勤務先:(株)デザインデザイン代表取締役
NCAD卒業後、立体造形物製作会社に 5年間勤務の後、デザイン会社へ転職。10年間勤務の後、デザイン会社を起業。主な受賞歴:TOPAWARDS ASIA、日本パッケージデザイン大賞審査員特別賞、亀倉雄策賞ノミネー ト、JAGDA賞ノミネート、NADCグランプリ、新潟広告賞優秀賞ほか多数受賞。
デザインは人を動かし、街を変える。やりがいはそこにある。
仕事をする上で心がけていることは?
全ての課題を解決するもの
「良いデザイン」とは「未だ誰も見たことのないデザイン」だと思っています。デザインを決して流行には乗せず、新しいデザインを生み出すように心がけています。クライアントが商品や企業の行く末を左右する重要な部分をデザイナーに任せるということにとてもやりがいを感じます。任せていただいたからにはプロとして圧倒的なクリエイションが発揮出来るよう、常に自由な発想というのを意識して過こしています。
パンフレットのデザインで伝えたかったこと。
パンフレットのデザインコンセプトは「デザインでスマイル アートでスマイル」です。デザイナーやクリエイター、アーティストという職業は必ずしも絵や美術が好きな人だけがなるものではありません。例えば、手を動かすのが好き、面白いことを考えるのが好き、カメラが好き、人と話すのが好き、サプライズを考えるのが好き、インテリアが好き、アニメやマンガが好き、パソコンを使うのが好きなど、誰でも一つは持っていそうな「好き」だと思えるコトを仕事にしている人がたくさんいます。今日、デザインは企業経営に取り入れなければいけない時代になっています。それはビジネスやインナーブランディングに必要なだけではなく、世の中に、未来にとって必要なものだからです。これから益々クリエイターの領域は広がっていき、AI(人工知能)には出来ない職種だとも言われています。どうぞ、みなさんが持つ「好き」を育てて、自分自身を含めたたくさんの人たちを笑顔にしてください。
※NCAD学校案内パンフレット(2021年度版)のアートディレクションおよびデザインを担当していただきました。