わたしのビフォーアフター

誰だってスタートは初心者で、大切なのは「やってみよう!」という気持ち。
NCADで好きなことを見つけてチャレンジし続ける学生たちの成長ストーリーを紹介します!
さあ、キミもはじめの一歩をNCADから一緒に踏み出そう!
Graphic designグラフィックデザイン科
近藤 来良さん
直感力を大切に、色味やテイストにこだわりを持って制作できるようになりました
入学当初はデザインの知識がなく真っさらな状態からのスタートだったので、作り方も配置も分からず試行錯誤の連続でした。自分の思い描いているデザインにならなくて「何で出来ないんだろう」と葛藤していたことも懐かしいです。Afterは卒業制作でアップサイクルをテーマにしたブランディング。どんなに可愛いデザインのお菓子でも食べた後に袋をすぐ捨ててしまうことにもったいなさを感じたことがヒントになりました。リングやボールペンはパッケージ、タグ、チラシなど身近なものを素材にしています。私の強みでもあるシンプルでスタイリッシュなデザインを取り入れつつ環境問題に関心をもってもらう、という新しい挑戦ができたことは自信に繋がりました。
先生からのコメントBeforeは内容に対して書体の選び方や色の使い方が今一つという印象。Afterは商品自体が持つインパクトを上手に使ってレイアウトし、目を引くデザインに仕上げています。発想段階で『ゴミとして捨てられてしまうチラシやパッケージを利用したものを作りたい』と相談に来て、“ガーナで世界中から集まる機械ゴミをアートにして収入や雇用を生む活動をしている日本人がいるから参考にしてみたら”とアドバイスしました。それも含め、様々な情報をしっかり整理して制作できたと思います。NCADでの2年間で企画を考える力とまとめる力、人が見て魅力的に感じるデザインを作る力がすごく伸びました。卒業後も来良さんらしいアイデアを形にしたものが見られる事を期待しています。

リアルQ&A

①入学の決め手は?

中学生の頃に授業の一環で学校見学をしたことがキッカケです。「ここに入りたい!」と直感が働きました。イラストを描くことも好きで他学科も検討しましたが、ポスターやパッケージを作りたかったのでグラフィックデザイン科を選びました。

②印象に残っている授業は?

『パッケージデザイン』です。商品を売るためにターゲットをしっかり絞ること、コンセプトを決める大切さを学びました。今までは自分の好きなように制作していましたが、デザイナーはクライアントが求めているものを作るという仕事観を実感することができました。

③大変だったことは?

私は考え込んでしまうタイプで、アイデア出しの段階でつまづくことが多くありました。さらに色んな課題を並行しながら制作・・・と目まぐるしい時期が大変でしたね。そんな中、パッと思いついたことが好転するキッカケになることもあったので、自分の直感力を信じながら乗り越えてきました。

④入学を考えている方へメッセージ

自信が無いから・・・という理由で興味のあることを諦めてしまうのはもったいないと思います。好きな気持ちがあったらまずはチャレンジしてみてください!私自身、デッサンもパソコン操作も得意ではなかったけど、一つひとつ乗り越えていく中で納得のいく作品づくりができるようになりました。

Best shot

NCADハロウィン

ハロウィンに仮装して授業を受けられるので、この日の学校はとても賑やかで楽しかったです。学生も先生もクオリティの高い仮装をする人が多く、楽しい気持ちで過ごすことが出来ました。先生たちの方が気合いが入ってるような気がします(笑)

Photo design写真デザイン科
小野田 桃花さん
写真を通して内なる想いを明確に表現できるようになりました
元々一眼レフカメラを使っていたわけではなく、スマホで風景を撮ることが好きだったので初心者からのスタートでした。入学後はカメラの使い方をはじめ、あらゆる撮影技術を一から教えてもらいましたが、最初は自分が何を撮りたいかも分からず、ただシャッターを切っていました。今の自分の武器であるポートレートという言葉も知らなかったです。そんな私でも得意と言える撮影ジャンルがあるレベルに成長できました。Afterの卒業制作では「非現実的世界」をテーマに、子ども時代の無邪気な心を思い出して欲しいというメッセージを込めています。制作する時、特に力を入れているのは撮影前の企画です。写真は自分の内なる想いを表現するものだから、それを的確に伝えるために計画を練ることを大切にしています。
先生からのコメント最初は、出かけた時に写真を撮るのが好きという入口でしたね。入学した頃も色んな場所での風景写真を見せてくれたのを覚えています。そんな中「スタジオ実習」の授業にて「ライティング」の概念を知って「作り込んで撮る」という撮り方を身につけて行きました。放課後の時間に毎日のようにスタジオにこもって撮影していた時期もありましたね。自主的に制作をしたり、インターンシップに積極的に参加したり、と沢山撮ることで自分の必殺技(得意ジャンル)を見つけられました!卒業後はコマーシャルフォトを撮影している企業に飛び込みますね。活躍に期待しています!!

リアルQ&A

①入学の決め手は?

初めは大学進学を検討していましたが、自分が本当に好きなことは何だろう?と考えた時に写真分野が浮かびました。オープンキャンパスでフォトグラファーの仕事内容を詳しく知ることができて、ここなら安心してスタートを切れる!と思い入学を決めました。

②印象に残っている授業は?

『人物撮影』です。新潟美少女図鑑のフォトグラファーを務めているCozi先生が講師で、自分の引き出しが増ドンドン増えていくのが楽しかったです。真面目で考えが堅くなりがちな私にとって、先生のアドバイスは良い意味で衝撃の連続でした。この授業をキッカケにスタジオでのポートレート撮影が得意になりました。

③大変だったことは?

自分の撮りたいイメージに技術が追いついていないと感じるスランプ時期があったことです。講師の先生の仕事現場を見学する中でモチベーションを取り戻すことができました。クラスメイトの存在も大きくて、一緒に色んな課題を乗り越えてきました。お互いにアドバイスをし合える良き仲間でありライバルです!

④入学を考えている方へメッセージ

写真を撮ることは好きだけど、将来の選択肢としてなかなか一歩が踏み出せない方がいると思います。それでも自分の頑張り次第で道が開けていくので、「好き」という気持ちに嘘をつかないことを大切にしてほしいです!

Best shot

Bリーグの試合撮影

インターンシップに行ってプロバスケの試合撮影を体験してきました!ゴール下から撮影できて臨場感MAXでした!

Illustration designイラストレーション科
神野藤 遥さん
自在に作り出した色で、写実的な世界を表現できるようになりました
NCADでの2年間で一番身についたのは観察力です。今は写真を見てリアルテイストで描くことが多いのですが、入学前は頭の中の空想世界をそのまま描いていました。けれどそれでは作品に説得力が生まれないと思い、現実に存在するものの美しさを忠実に表現できるようになろう!と決めて学んできました。このように自分で目標を立て、必要なスケッチ力を伸ばすために「デッサン」や「似顔絵」などの授業を特に頑張って取り組みました。その結果、『写実的な世界に空想を混ぜる』という自分の絵柄を確立させることができました。私がこれを大切にしているのは、作品を観る人を置いてけぼりにしたくないという想いがあるからです。画材もそのままの色を使うのではなく、自分で混ぜて色味を作り出すこともこだわりを持っています。学んだことを大切に、これからも人に寄り添うような絵を描き続けていきたいと思います。
先生からのコメント神野藤さんはどの授業課題に対しても時間をかけてじっくりと向き合い、自分自身の表現方法を常に模索しながら、「イラストレーション」と向き合う姿勢が素晴らしかったです。結果、2年間で表現力が格段に上がり、神野藤さんだからこそ表現できる世界観を確立できたのではないでしょうか。作品を観ただけで神野藤さんの作品だと分かる描写や色使い、これは何よりも武器だと思います。これからも神野藤さん自身、変化を恐れずに、確立した世界観をさらに強いものにしてもらいたいと思っています。

リアルQ&A

①入学の決め手は?

高校時代は美術部で、卒業後も絵を描きたいと思いイラスト系の学校をいくつか検討していました。その中でもNCADは描く技術だけでなくデザインの知識も学ぶことができるので、自分自身の可能性が広がると思い入学を決めました。

②印象に残っている授業は?

『リアルイラスト』です。この授業ではアナログで制作するのですが、絵具や紙のテクスチャーによって色の乗り方が変わるなど魅力が加わることを実感しました。画材選びをより楽しめるキッカケとなった授業でした。

③大変だったことは?

入学して初めて触れたデジタルでの制作に苦戦しました。画面内にイラストを収めることを意識しながら線を描いたり、色を着けることが難しかったです。それでも構図を考えながら人物を配置するなど、新しい視点での描き方が身につくなど学ぶことは多かったです!

④入学を考えている方へメッセージ

私は作品を「自分の好きなことを伝えられるコミュニケーションツール」だと思っています。言葉で伝えることがあまり得意でなくても、想いを込めて作った制作物を通して人の輪が広がっていくことを実感してきました。NCADは色んな学科から新しいことを吸収できる環境です。ぜひ沢山の作品との出会いを楽しんで、自分の好きなものを見つけてください。

Best shot

クリエイターズマーケット

作品を商品として自分で販売する貴重な経験ができました。お客様に手に取ってもらって、少しでも私の作品に共感してくれる人がいてくれたら良いな、という気持ちで制作しました。ほとんどの商品が初日で完売したのはびっくりでしたが嬉しかったです。

Character illustration designキャラクターイラストデザイン科
阿部 眞奈波さん
デジタル技法を使いこなしたキャラクターデザインができるようになりました
デジタル作品を描けるようになりたい!と入ったものの、イラストソフトの機能や使い方を知らなかったのでBeforeとAfter作品ではソフトの使いこなし方が全く異なっています。最初は色を塗る時も、原色をただ使うだけ・・・などあまり自分らしさを表現できていなかったと思います。そんなスタートを切った私ですが、今では赤色に青を影として使うなどコダワリを取り入れて制作できるようになりました!デジタル表現の良いところは、満足のいくまで追求できる点です。気になることはすぐ修正しながら客観的に自分の作品を観るようにしています。NCADは先生が一人ひとりに合わせて丁寧に教えてくれる環境です。沢山添削をしてもらったり、同じ目線で話してくれるので安心して学ぶことができました。
先生からのコメント入学当初から比べて、Afterの卒業制作は画力・画法の技術を含めて成長したと感じました。1年次には阿部さんの得意となる手描きの分野の技術向上、2年次にはデジタルイラストの描き方を習得し、うまく落とし込みを行えていました。卒業後、これからの成長も楽しみです!

リアルQ&A

①入学の決め手は?

デジタル作品の幅を広げるためにキャラクターイラストデザイン科を選びました。入学するまではタブレット等で描いたこともなかった初心者からのスタートです。After作品はホラーゲームを企画しているのですが、初めてでもここまで描けるようになるんだ!という視点で見てもらいたいです。

②印象に残っている授業は?

デッサンの授業です。キャラクターをデザインする上で必要なバランス感覚がここで身につきました。最初は自分が描くイラストの頭の大きさ、脚の短さなど骨格やバランスで気になることが多くありましたが段々と修正されてパワーアップしていくことが嬉しかったです!

③大変だったことは?

周りとの差を感じた時です。時には自信を無くしそうなこともありましたが、そんな時期こそ「描くことをやめない」のを意識していました。上手いなぁと思う人はどんどんスキルアップして更に成長していきます。それを見て、自分ももっと頑張ろう!とやる気に火を付けながら乗り越えてきました。

④入学を考えている方へメッセージ

自分の描いた絵を誰かに見てもらうということを恐れないでください!恥ずかしいと思うこともあるかもしれませんが、人の声に耳を傾けて直したり、付け加えたりして客観的にブラッシュアップすることでもっと良い作品を描けるようになると思います!

Best shot

クリエイターズマーケット

自分で描いたイラストのポストカードを販売しました。予定の倍以上が売れてびっくりしました!人に見てもらうことが何よりうれしくて「もっと描きたい!」という意欲に繋がる楽しいイベントでした。

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